【1】環境保全型農業の推進及び環境保全米の積極的採用
弊社ではお酒づくりの基本となる、酒米にも環境への配慮をしております。
弊社農業部門「一ノ蔵農社」及び弊社へ酒米供給している「松山酒米研究会」は環境保全型農業を推進しております。
「一ノ蔵農社」「松山酒米研究会」は県のエコファーマーに認定され、NPO法人環境保全米ネットワーク認定、環境Bタイプの酒米を供給しております。
環境Bタイプとは、環境保全米ネットワークに申請後、鑑定官による厳格な書類審査及び現場確認に通過すると認定されます。
区分は環境Aタイプから環境Dタイプの3種類となっております。
・環境Aタイプは化学肥料・化学農薬を使わない。いわゆる有機米となります。
・環境Bタイプは本田で化学肥料及び殺虫剤の使用が認められておらず、化学農薬は除草剤のみの使用が可能。その際に使用できる成分回数が5成分以下。
・環境Dタイプは本田で化学肥料及び化学農薬の使用が認められ、その際に使用できる成分回数を7成分としている。
また、上記以外の環境保全型農業を推進している農家より、酒米の調達を積極的に推進しております。今後は、環境保全米を使用した商品開発を推進し、環境保全型農業を応援してまいります。
【2】R瓶(リターナブル瓶・リユース瓶)の積極的採用
現在の酒瓶は、見た目の綺麗さ・外見の個性化を重視して、ワンウェイ瓶(一回使用間で耐えられる瓶)またはオリジナル瓶(通常の酒瓶とは異なる形状をした瓶)を使用する傾向にあります。弊社では、環境への配慮を最重視して、洗浄して何度も繰り返し使用できるR瓶へ切り替えました。
この2つの瓶の大きな違いは、エネルギー消費量です。ワンウェイ瓶を製造して消費・処分するまでに掛かるエネルギー消費量のうち「R瓶」は洗浄して使用することでの約半分で済み、CO2排出量の削減につながります。
また、R瓶は何度も使用するため、商品が流通している間に瓶表面に「擦れ傷」ができます。しかし、瓶の擦れ傷は「R瓶の勲章」。店頭でそんな瓶を見かけたら、地球にやさしい瓶と思ってください。
一ノ蔵全商品でのR瓶使用率は1.8Lで100%、720mlで99.9%。R瓶を使用すると、1本分あたり約50g~100gのCO2が削減されるといいます。一ノ蔵での2008年度総出荷本数を合わせると合計で約148tのCO2を削減していることになります。
【3】ラベル貼りのりにでんぷんのりを使用
弊社ではラベルを貼るのりにも、環境へ配慮しております。
弊社では化学合成のりではなく、でんぷんのりを使用しております。
化学合成のりは瓶とラベルの接着力が高く綺麗に貼れる特長がある反面、接着力が高いため、瓶とラベルの剥離がしにくい問題があります。その為、ラベルが剥離できない瓶は再使用が出来ず、ガラス屑となり埋め立て処分されます。
そこで弊社では接着力は低いものの洗瓶作業により、容易にラベルが剥がれ、瓶の再使用に適したでんぷんのりを使用しております。
【4】本社蔵前の県道清掃を実施
弊社では、宮城県のアドプトプログラム「スマイルロード」に参加し、本社蔵前の県道清掃を社員で実施しております。雪の降る12月~2月を除く、3月~11月の9ヶ月間実施しております。
ゴミの内訳として、タバコの吸殻・雑誌類・ペットボトル・空き缶のポイ捨てゴミが全体の8割を占めております。
ゴミのポイ捨てはやめましょう。
【5】「一ノ蔵酒類販売株式会社」の営業所が仙台市の推進する環境配慮型事業所「エコにこオフィス」に認定
仙台市泉区にある弊社営業部門、「一ノ蔵酒類販売株式会社」の本社が仙台市の推進する環境配慮型事業所「エコにこオフィス」に認定されました。
環境配慮型事業所「エコにこオフィス」とは、仙台市が仙台市内で事業活動を行い、ゴミの減量やリサイクルの推進に積極的に取り組む事業所を認定し、市民・事業者の環境保全に対する意識の高揚を図ることを目的とした事業です。
弊社では、ゴミの分別を積極的に実施し、ごみ減量化に努めております。
【6】全社員がマイ箸を実践中
弊社は、平成17年から、社内行事では割り箸を使わないで、自分の箸を使う運動(マイ箸運動)を行っています。そこからさらに進化して平成19年度行動目標「マイ箸の実践で学んだ環境問題への取り組みを広げよう」を掲げ、現在では、スーツのポケットにマイ箸を忍ばせ外食の際にも、マイ箸を持参する運動を実践して、社外の方にも広まるように努めております。
【7】環境に配慮したイベント
毎年4月の第3土曜日に「蔵開放」を行っております。このイベントには一日に2000~3000人のお客様が来場される弊社で一番大きなイベントです。各種お酒の振る舞いはもちろんのこと、出店で飲食提供を行っているため、どうしても出てしまう使い捨て容器等の膨大なゴミが問題となっておりました。
そこで、使い捨てを止めるべく平成15年より再使用できるお椀、お皿、箸を購入し、それを使用して頂くよう出店業者にお願いしております。お椀は約870個、お皿は約3000個、箸は約2500膳用意しており、蔵開放以外のイベントにも使用しております。
また、来場者全員に「お猪口」を配布し、「マイ猪口」としてお酒を楽しんで頂くように致しました。お猪口の持ち運びに便利なように首からぶら下げられる袋も一緒につけています。この袋はアマニ・ア・アフリカ様より購入しており、同時にフェアトレードの支援も行っております。ただし年に2000個程のお猪口を購入するため、かなりの経費が掛かりますが、当日に出る膨大なゴミの削減のため現在もこの活動は続けております。また、お客様自身もエコバックを持参され買い物をされるなど、環境に配慮したイベントとして成果を上げています。
【8】社会貢献推進クラブ発足
平成15年に社内の有志による「社会貢献推進クラブ」を立上げました。行っている活動内容としまして、2006年から開始した「ウエスの回収」。社員が不用になった衣類を回収し、町内にある福祉施設「さんさん館」へ寄贈しております。次に使用済み食用油の回収。自宅で出る廃油を対象に集め、仙台市の授産施設に寄贈し、バイオディーゼル燃料としてリサイクルされます。
2004年から開始した使用済み切手、カード類の回収、2007年に行った中古ランドセルの回収、等ささいなことではありますが、一ノ蔵では今できることを考え、それを社内へ反映させ全社員が積極的にエコ活動に取り組んでおります。
皆様も、できることから、ちょっとずつ始めてみましょう。










